- 子猫を保護したけど先住猫がいて飼えない・・・
- 里親探しってどうすればいいの?
このような方に読んでもらいたい記事です。
先日わたしははじめて子猫を保護しました。
うちには先住猫がおり飼うことができない状況です。
そんなわたしの保護から里親探しまでの体験談を書きたいと思います。
- 子猫を保護したらやるべき事
- 子猫を保護した話
- 子猫の里親探しの注意点
※こちらの記事に載せている画像は保護した子猫ではありません。すべてフリー素材を使用しています。
生後1か月の子猫を保護した経緯

わたしは半年くらい前から近所に野良猫がいることを発見し、たまにようすを見にいっていました。
そこには何匹か野良猫が身を寄せ合い暮らしているようです。

めちゃくちゃ人懐っこい野良猫たちです
そのなかの1匹のお腹がボコボコと膨らんでおり「これはもしや・・・」
そしてやはり3匹の子猫を産んでいました・・・!
ちゃんと子育てしているようならそのまま見守ろうと思っていたのですが
野良猫たちはあまり面倒が見れていない感じで、子猫の1匹がぐったりとしていました・・・。
とりあえず他の子猫もまとめて病院へ連れて行くことに。
先住猫のこむぎのことを考えて悩みに悩みましたが放っておくことができず保護することにしたのでした。
【子猫を保護】まずは動物病院へ行きました!

子猫の一匹が衰弱していたので、あわててダンボールに子猫3匹をつめこみ動物病院へ行きました。
ひとまず診察をしてもらうと・・・ノミ・ダニがすごく栄養不足。
あとはやはり結膜炎(猫カゼ)になっているようでした。
とくに衰弱している1匹はガリガリに痩せているのと、目が開けられないくらい結膜炎がひどい状態でした。
ごはんをしっかり食べさせ、目薬での治療で回復するとのこと。
命に別状がなくてほんとによかった~!
この日はノミ・ダニ駆除してもらい、目薬をもらって帰りました。
結膜炎(猫カゼ)がうつらないようにきをつけました!
- 部屋を隔離する
- 先住猫と子猫を接触させない
- 床などの消毒を徹底する
- 子猫と接触したら服を替え、シャワーを浴びる
※ノミ・ダニは動物病院での駆除剤でほぼ死滅します。数時間おけばよし!
かかった費用公開!病院で実際にやったこと
- ノミ・ダニの駆除・・・1500円×3匹分
- 結膜炎の治療(目薬と飲み薬)・・・2500円×3匹分
- ウイルス検査、検便・・・3000円×3匹分
- ワクチン接種1回目(1匹のみ!)・・・5500円
- その他診察料・・・3000円~
合計2万9千500円・・・(7/17現在)
え!?こんなにかかっていたなんて正直おどろいてしまいました。
ですが、他の方と比べるとこの金額はまだ安い方なのかな~と感じました。
わたしの住んでいるところは田舎の方なので田舎価格かもしれないです・・・(笑)
あとは動物病院の先生がなるべく価格の安い薬にしてくれました。ありがたいですね。

金額なんて気にせず助けたい一心でした・・・!
【子猫を保護】準備したもの

子猫を保護することになり、動物病院の次は必要なものをそろえに行きつけのペットショップへ!
- トイレ・砂
- 子猫用のえさ
- 子猫用のミルクとちゅーる
- 爪とぎ
これのみです!
じつは先住猫がいるのでゲージなどはおさがりのもので事足りてしまいました。
前にうちの子に買ったおもちゃ(気に入らない)は大活躍!(笑)
以下3点は必ず必要になりますので紹介します。
飼育ゲージ
ゲージは先住猫から借りました。
寝床として気に入って使っていたので早めに返してあげたいですね。
キャットゲージって結構高い・・・!
一時的な保護の場合は、ダンボールや100円ショップなどで簡易的なゲージを作ることをおすすめします。
※ただし、子猫の回復と成長につれ元気に暴れて脱走や破壊などに注意!


子猫用トイレ
トイレは子猫たち用に新しく買いました!
うちではデオトイレを愛用していますのでこちらにしました。
子猫3匹でも平気でした。そしてすぐトイレ覚えてくれました!
システムトイレはお世話が楽なのでおすすめです。


通院用ゲージ
子猫を保護したら通院など、譲渡の際に連れ出すのに必ず必要です。
こちらも先住猫の使わなくなったおさがりがありましたので助かりました。
捨てないで取っておいてよかった~!

【子猫を保護】結膜炎(猫カゼ)治療とお世話!1か月の奮闘記!

動物病院と必要なものを買いそろえたら、治療とお世話の毎日が始まります。
初日はちゅーるをあげて点眼をしたら3匹かたまって寝ていました。
少し警戒してすみっこに隠れる子も(笑)
気づいたらこんな感じの毎日でした。
朝・帰宅後・寝る前:点眼、ごはん(1匹ずつ)、トイレの世話、寝る前に遊ばせる
※点眼は1日4回のところ仕事をしているため3回に。(獣医師に確認済み)
平日は仕事を休めないためすごく心配でしたが、昼間は起こさない限りずっと寝ているようでした。
(1日だけ会社を休み様子見しました。)
トイレもちゃんと初日からトイレでしてくれて感動しました!猫ってかしこい・・・!
後半元気に回復してきたらおもちゃであそんであげたり!
基本的に3匹一緒にいれば大人しくめんどう見やすかったですね。
ただ、先住猫のお世話+子猫3匹の世話は大変でした・・・。

とくにいつも以上に早起きしないといけないのはつらかったですね・・・
里親が決まり残り1匹のお世話に!
里親探しも同時にしていたので、運よく2匹はすぐ里親さんの元へ・・・!
最後の1匹は保護の時衰弱していてあまりごはんを食べれていなかった子猫。
兄妹たちがいなくなってごはんをゆっくり独占して食べられるようになりどんどん体重が増えてくれ、結膜炎も完治しました。
ただ、兄妹たちがいなくなってさみしいのか鳴いて騒ぐように・・・。
なだめるのに少しゲージから出して遊んであげたり1番手のかかる子でしたね。
【子猫を保護】里親探しをしました!

わたしは里親詐欺の情報を前に見かけたことが何回かあったのでとても慎重に探しました。
「うちでは飼えないので早く里親をみつけたい・・・」
「でも絶対にこの子たちを不幸な目に合わせたくない・・・」という2つの思いでいっぱいでした。
そんなわたしが実際に里親募集した方法と注意したことを紹介したいと思います。
ツイッター(SNS)
まずは簡単にできるSNSを利用して募集をしてみました。
今はSNSが広まり簡単に里親募集などできて便利ですが、一番危険の多い場所だと思いました。
何人か連絡きたのですが、
- 譲渡条件など詳しく話すと返事がこなくなる
- ツイッターアカウントが作ったばかりでツイートも何もなし
- フォロー&フォロワーが爬虫類系ばかり
こんな感じでしたのでこわくなりツイッターでの募集はやめました!
もしツイッターで譲渡する場合は一度アカウントを隅々まで(フォロー&フォロワー欄、ツイート内容など)見ることをおすすめします。
ジモティー
ジモティーでも里親募集できると聞き利用してみることにしました。
Twitterのこともあり期待せずにいました。
ジモティーは地元の方からの問い合わせがほとんどで、あらかじめ家族構成など、欲しい理由などを明確に書いてお問い合わせしてくれるので判断しやすい印象です。
そしてそして、何件かのお問い合わせの中から1件のお問い合わせに目を惹かれました。
「4~50代のご夫婦、先住猫がいます。」
やりとりを進めてみるとすごく丁寧な文面と、こちらを気遣うお言葉も・・・!
先住猫がいる!
子猫をひどい扱いはしないだろう・・・!
このご夫婦なら安心できると思い会ってみることにしました。
会ったら「あ、この方たちは本当に猫好きで大事にしてくれる!」と確信。
治療も継続して受け入れてくれるとのことで子猫の譲渡を決めました。
いまでも定期的に写真などで様子を報告してくださいます。
里親募集のポスター
保護してすぐに簡易的なポスターでの募集もしました。
とりあえず動物病院と、行きつけのペットショップへ貼ってもらいました。
期待はしていなかったのですが2件ご連絡をいただけて無事譲渡することができました。
お二方も会ってみるとすぐ
「あ、この方たち猫本当に好きだ!大事にしてくれる!」と思えました。
なによりもわざわざポスターをみて連絡くれるのは本当に子猫が欲しいんだな~と思えて安心できる。
この方たちも今でも定期的に子猫の様子を報告してくれています!
古典的な方法かもしれませんが、近所にポスターを貼る方法が一番安全なのかな~と実際に経験してみて思いました。
番外編:子猫保護中のわたしのリアルな声







最後の置き土産・・・帰りの車内がくさかった良い思い出です(笑)
みんな幸せに暮らしておくれ!!!
まとめ
長々と書きたいこと書いてしまったので構成とかめちゃくちゃかもしれませんが・・・
どーしても書きたかったのでよかったら読んで参考にしてくださるとうれしいです。
とにかく保護した子猫たちには幸せになってもらいたい・・・この気持ちでいっぱいです!
世の中から不幸な動物たちが少しでも減ることを祈っています。
ただ・・・もうしばらくは保護は勘弁!という気持ちです(笑)
(といいつつ弱ってる猫みつけたらほっとけないんだろうな・・・)
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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